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“Joy耐”トップページレポート&受賞者2022 “Joy耐” 5月8日(日)7時間耐久レースレポート

2022 “Joy耐” 5月8日(日)
7時間耐久レースレポート

【#6 versus 浦和興産 FIT】が2度目の優勝を果たす!
最多周回記録に並ぶ156周をトップ4が記録!!

2022 “Joy耐” 5月8日(日)7時間耐久レースレポート 昨年20回目を迎えたJoy耐。今年は、5月上旬の開催となり、台風の心配はなかったものの、土曜日は朝方まで雨が降り、その後は曇り空となったものの、今ひとつスッキリしない天候だった。日曜日は、一転して朝から青空が広がり爽やかな日本晴れに恵まれた。

そんな快晴のもと、2グループに分かれてローリングスタートで21回目のJoy耐が始まった。予選で圧倒的なタイムでポールポジションを獲得した【#1 NILZZ Racing】がトップのまま1コーナーに進入。これに【#83 マルテンサイトWMインテグラ】が続き、2コーナー立ち上がりで【#55 TOYOTA自動車部GRヤリス】が並んでいく。

スピードに勝る【#1 NILZZ Racing】がオープニングラップを制し、レースをリード。【#246 Yuki&おぼっちゃまズDC5】が2番手に浮上し、【#82 プアマンズR☆ライア☆DC5】、【#55 TOYOTA自動車部GRヤリス】、【#84 SEV・ADVAN・2-11】が一丸となって続いていた。【#1 NILZZ Racing】は快調にトップを独走するが31周周回した後は問題が起きたためピットに入ってしまう。

2時間が経過した時点では【#75 ACELINES137EG6】がトップ。2番手に【#12 kobannyannelレビン】、3番手に【#5 POTENZA WAKO'S MART MR2】、4番手に【#63 K+UPSEEKERMVFIT】、5番手に【#6 versus 浦和興産 FIT】と続いていたが、3時間経過時点では【#7 versus racing FIT】がトップ、2番手に【#32 BSリプロ&RSFステージ】、3番手に【#14 K2レーシングスターレット】とピットインのタイミングもあるが、様々なクラスが入り乱れてポジションを変えていた。

そして残り1時間となったところでは132周を走った【#55 TOYOTA自動車部GRヤリス】がトップにつけ、1周遅れで【#7 versus racing FIT】が2番手、【#6 versus 浦和興産 FIT】が3番手につけていた。その約10分後に【#55 TOYOTA自動車部GRヤリス】がピットイン。給油エリアに進み、この時点で【#55 TOYOTA自動車部GRヤリス】は優勝争いから脱落となってしまう。

かわってトップに浮上したのが【#6 versus 浦和興産 FIT】だったが、もう1回ピットに入らなければならなかった。【#6 versus 浦和興産 FIT】は、序盤、森下選手が表示の勘違いからペナルティかと思い、ピットスルーしておりタイムロスしていたのだが…。

そして残り40分を切ったところで【#6 versus 浦和興産 FIT】がピットイン。こちらはドライバー交代のみで、トップのままコースに復帰。これを背後から【#7 versus racing FIT】をかわした【#5 POTENZA WAKO'S MART MR2】が迫ってくる。その差は、徐々に縮まっていき、残り15分となったところで10秒を切ってくる。

しかし、トップを走る【#6 versus 浦和興産 FIT】の銘苅翼 選手は冷静だった。
「#5がもう一度、ピットに入ることは分かっていましたし、燃費も余裕があったので、チェッカーを目指すだけでした」

【#5 POTENZA WAKO'S MART MR2】はトップとの差を8秒636まで詰める意地を見せるが残り10分を切ったところでピットイン。ドライバー交代し、2番手のままコースに戻るが、その後方には、3位争いを繰り広げていた【#75 ACELINES137EG6】と【#32 BSリプロ&RSFステージ】が迫り、三つ巴の2位争いとなる。【#75 ACELINES137EG6】は自己ベストを更新する走りを見せ一時は2番手に上がるが、最後にガス欠症状が出てしまいスローダウンし4番手に降順してしまう。

トップを走る【#6 versus 浦和興産 FIT】は2位に1分以上の大差をつけチェッカー。2018年以来、2度目の総合優勝を果たした。

「みんなのチームワークの勝利ですね。もう一度勝ちたいと挑んだ昨年は悔しい思いをしたので、そのリベンジのために一丸となって今年は臨みました。スピードと燃費を両立してくれて、安心して攻められるクルマを用意してくださったversus海老澤さんを始め、みんなに感謝したいですね」と佐野哲夫選手。

【#6 versus 浦和興産 FIT】は、156周を周回。2009年に記録した最多周回数記録に並ぶ結果となった。

2位争いは、【#5 POTENZA WAKO'S MART MR2】が制し、【#32 BSリプロ&RSFステージ】が3位、最後にスローダウンした【#75 ACELINES137EG6】が4位でゴール。トップ4までが156周を記録している。

5位に【#7 versus racing FIT】、6位に【#77 WINIX★FIT】と続き7位にClass8優勝となる【#55 TOYOTA自動車部GRヤリス】が入った。Class2優勝は13位の【#14 K2レーシングスターレット】、Class6優勝は16位の【#83 マルテンサイトWMインテグラ】、Class10優勝は27位の【#45 RAID Racing EK9】となった。

21回目のJoy耐は、ペナルティや接触はあったものの、セーフティカーは一度も入らなかった。これもエントラントの皆さんが、お互いを尊重しながら走ってくれた結果。これからも、皆さんに楽しんでもらえるJoy耐にできるよう、モビリティリゾートもてぎスタッフ一同、努力していきます。また来年お会いしましょう。

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