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“Joy耐”トップページレポート&受賞者2014 “Joy耐” 7月6日(日)7時間耐久レースレポート

2014 “Joy耐” 7月6日(日)
7時間耐久レースレポート

ピストン西沢選手率いる【#813 GULFJ-WAVEFITED】が初優勝!

2014 “Joy耐” 7月6日(日)7時間耐久レースレポート 梅雨の中休みとなった7月6日(日)、朝方は、雲間から青空がのぞき、さわやかな風がツインリンクもてぎを通り過ぎていた。朝早くからマシンを押してグリッドに並べると、記念写真を撮ったり、レース前の確認を行ったり、それぞれのチームが思い思いのスタイルで“Joy耐”のスタートを待っていた。そして90台のマシンが、すべてグリッドに並んだころ、ツインリンクもてぎエンジェルによる開会宣言で開会式が始まり、青木隆夫総支配人が参加者の皆さんにご挨拶。その後、チーム紹介が始まるとカウントダウンが始まる。

2グループに分かれローリングラップに入り隊列を組んだまま1周する。そしてセーフティーカーがピットインし、シグナルブルーが点灯。メインポストでは日章旗が振りおろされ14回目の“Joy耐”のスタートが切られた。

まずはポールポジションの【#13 GALASSIA WM DC5】を先頭に1コーナーから2コーナーをクリアして行く。【#31 ハセプロランサーEVO8】、【#57 東和インテックレーシングDC5】、【#847 Drノムテン覇魂INTEGRA】、【#14 メーソンBRIDEelfEK9】、【#95 SSS シビック】、【#104 I Love S2000】、【#27 ちっち ろーどすたー】と続いて行く。オープニングラップをトップで戻って来たのは【#31 ハセプロランサーEVO8】。そのテールを【#57 東和インテックレーシングDC5】がピタリとマーク。やや間隔を空けて【#13 GALASSIA WM DC5】と続く。その後、【#57 東和インテックレーシングDC5】がトップに浮上し、20周目まで、その座をキープするがピットインすると燃費のいいマシンがポジションを上げてくる。【#7 ヴァーサスwmFUCHSFIT】、【#48 DIJONRacing FIT】はレースが始まってから1時間50分経ち40周目に、ようやく1回目のピットイン。これで再び【#57 東和インテックレーシングDC5】がトップに立つが、燃費的に厳しいだけに、これ以降は順位を落として行く。逆にポジションを上げてきたのが【#27 ちっち ろーどすたー】、そして【#5 みずほ薬局WINDミツワEG6】だった。

2時間が経過した時点では【#27 ちっち ろーどすたー】が、4時間が経過した時点では【#5 みずほ薬局WINDミツワEG6】がトップを走っていたが、その後方からジワリジワリと追い上げてきたのが【#813 GULFJ-WAVEFITED】だった。抜群の燃費を活かし、折り返しとなる辺りで73周を周回し、1回しかガソリン補給に入っていなかった。

レース終盤になるとトップ争いは【#813 GULFJ-WAVEFITED】と【#5 みずほ薬局WINDミツワEG6】に絞られてくる。残り30分を切り、逃げる【#813 GULFJ-WAVEFITED】に、チームベストを更新しながら追う【#5 みずほ薬局WINDミツワEG6】。【#813 GULFJ-WAVEFITED】は、もう1回ピットに入らなければならなかったため、その差が注目された。そして残り17分というところで【#813 GULFJ-WAVEFITED】がピットイン。すばやくドライバー交代を行いトップのままコースに復帰する。【#5 みずほ薬局WINDミツワEG6】は、さらに自己ベストを出しプッシュするが、その差は1分06秒あり万事休す。真っ先に155周を走り切った【#813 GULFJ-WAVEFITED】がトップでチェッカーフラッグを受け“Joy耐”総合優勝を飾った。

「今年は練習が雨ばかりで燃費を計ることができなかったのですが、決勝は想定よりも燃費がよかったですね。ただ余裕は全くありませんでした。富澤とは1年目から組んでいるし、高橋の速さは分かっている。ボク自身も、このクルマにずっと乗ってきているから常に燃費や他のクルマとの兼ね合いを考えて走りました。FITで勝つことは難しかったですが、3年目にして総合優勝を実現できました。これも3年の積み重ねがあってこそですし、他人には言えない秘技がたくさん入っていたからこそです。“Joy耐”は楽しいのひと言に尽きますね。これからもJoy耐が発展していってくれることを祈っています。」とピストン西沢選手。

総合2位の【#5 みずほ薬局WINDミツワEG6】も155周を記録。Class5の優勝も飾った。

総合3位の【#77 WINIX FIT3】までトップと同一周回でゴール。予選でトラブルが発生し98番手グリッドから一時はトップを走行した【#9 BSネクザス EK9】が総合4位でゴール。Class7優勝という追い上げを見せた。総合5位に【#29 TNS 無限 FIT3RS】、総合6位に【#48 DIJONRacing FIT】と1.5チャレンジクラスが続いた。

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