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“もて耐”

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“もて耐”トップページレポート&受賞者2020年 “もて耐” 8月23日(日) レースレポート

2020年 “もて耐”
8月23日(日) レースレポート

【#12 CLUB1.2FKクシタニ川口店】1回給油で勝ち取った勝利!

2020年 “もて耐” 8月23日(日) レースレポート

23年目の“もて耐”は、コロナ禍で、何とか開催に漕ぎ着けた。スケジュールは、土曜日に公式練習・参加受付・車検を行い、日曜日に予選と決勝というものだった。決勝の競技時間は、7時間から3時間に短縮。募集台数を77台とし、予選落ちはなし。この限られた中となったが、各チームは、それぞれのスタンスで3時間の“もて耐”を勝つために、楽しむために集まってくれた。

公式予選は、例年と同じく第1ライダーと第2ライダーの合算で争われ【#103 NMC × ATJ Racing】が第1ライダー、第2ライダー共にトップタイムを記録。文句なしで3年連続ポールポジションを決めた。2番手に【#27 Team N-PLAN】、3番手に【#12 CLUB1.2FKクシタニ川口店】、4番手に【#32 Team SANMEI】、5番手に【BLUE EYES & LEGEND】、6番手に【#65 弾Run部RT・表参道の不動産屋】と続いた。

天気予報では、雨マークもあったが、朝から曇り空となり、前日までの猛暑は影を潜めたものの、湿度は高く蒸し暑い一日となった。予選を走っていない第3〜5ライダー向けのフリー走行のあとは、ライダースブリーフィングをピットレーン上で行った後は、いよいよスタート進行に入って行く。

グリッドでは、レース前の最終確認を行ったり、仲間と記念写真を撮ったり、いつも通りの光景が見られたが、マスクをしているのが、例年と違うところ。

2グループに分かれ、ル・マン式スタートで“もて耐”が始まった。好スタートを切ったのは、4番手グリッドの【#32 Team SANMEI】。これに9番手グリッドの【#1 YSSレーシング×MGR.レーシング】、【#26 HAPPY MONDAY】、【#27 Team N-PLAN】、【#8 マセラティ幕張&NR&ガムチョ】と続きポールポジションの【#103 NMC × ATJ Racing】は、やや出遅れてしまう。出遅れてしまうと言えば、3番手グリッドの【#12 CLUB1.2FKクシタニ川口店】は、エンジンをストールさせてしまい第1グループの最後尾からのスタートとなっていた。

スタートで出遅れた【#103 NMC × ATJ Racing】だったが、オープニングラップでトップに立ちレースをリード。【#32 Team SANMEI】、【#27 Team N-PLAN】、【#1 YSSレーシング×MGR.レーシング】と続きトップグループを形成。順調にラップを重ねていたが、9周目にヴィクトリーコーナーで転倒車両回収のためにセーフティーカーが入る。13周完了時点でセーフティーカーがピットに入り、リスタートされる。このセーフティーカーがスタートに出遅れていた【#12 CLUB1.2FKクシタニ川口店】を味方する結果となっていた。

そして1時間が経過すると多くのチームがピットに入ってくる。この時点で【#1 YSSレーシング×MGR.レーシング】が【#32 Team SANMEI】をかわしてトップに浮上していたが、レース折り返しとなる1時間30分経過時点では【#12 CLUB1.2FKクシタニ川口店】がトップに立っていた。3番手には【#56 TEAM LANG with MRSK】が上がり、給油に伴うタイムロスが順位に大きく影響し始めていた。

残り1時間となると1回給油のチームが上位を占めてきていた。その中でも【#12 CLUB1.2FKクシタニ川口店】と【#1 YSSレーシング×MGR.レーシング】が抜きん出ており、この2台がトップ争いを展開。残り30分を切ったところで両チームの差は、16秒ほど。両チームのペースも、ほぼ同じのため、その差は平行線を辿っていた。最後は、【#12 CLUB1.2FKクシタニ川口店】が【#1 YSSレーシング×MGR.レーシング】をさらに引き離してゴール。【#12 CLUB1.2FKクシタニ川口店】が6年振りに“もて耐”優勝を果たした。

「3人とも同じようなペースで走ることができたのが、よかったと思います。ボクがスタートでエンジンストールしてしまったのですが、セーフティーカーが入ってくれたので助かりました。3時間だったので、2気筒勢は、厳しかったと思いますし、3時間だったので勝つことができたのかもしれません。あとは、佐藤選手が頑張ってくれたのが、一番の勝因だったと思います」と第1ライダーの長野選手。

後方では、【#103 NMC × ATJ Racing】がハイペースで追い上げ残り10分で【#32 Team SANMEI】をかわし4番手に、さらに【#103 NMC × ATJ Racing】は、最終ラップにベストタイムをマークすると【#27 Team N-PLAN】をもかわし3位でチェッカーフラッグを受けた。【#27 Team N-PLAN】は悔しい4位。【#32 Team SANMEI】が5位となった。6位にNST Ninja最上位となる【#932 APPRISE阿久澤自動車ゆもみ】、7位に【#65 弾Run部RT・表参道の不動産屋】、8位にNST CBR最上位の【#61 中村エンジン研究所】、9位にNST R25最上位の【#87 CLUB Green Bird +P】と続いた。NST G310Rでは【#57 サントクRTファンファクトリー立秋@zip】、WSでは【#69 ライディングスポーツファイヤC】が最上位だった。

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