MotoGP
MENU CLOSE
“もて耐”

REPORT レポート&受賞者

“もて耐”トップページレポート&受賞者2019年 “もて耐” 8月25日(日) レースレポート

2019年 “もて耐”
8月25日(日) レースレポート

【#57 ベスラレーシング with 制動女子】が悲願の初優勝!

2019年 “もて耐” 8月25日(日) レースレポート

快晴となったツインリンクもてぎで22年目の“もて耐”決勝レース7時間耐久を8月25日(日)に開催。今年も全76台(1台欠場のため)がグリッドにつき、ル・マン式スタートで7時間先のチェッカーを目指した。

ポールポジションスタートの【#103 NMC × ATJ Racing】が好スタートを見せホールショットを奪うと、すぐさまトップ独走体制を築いて行く。後方では【#34 もて北仲良し同走会+長谷川鉄筋】が単独2番手を走り【#8 '頂'初号機モトチャンプ&SE】、【#9 '頂'弐号機モトチャンプ&SE】、【#57 ベスラレーシング with 制動女子】と続き、やや間隔を空けて【#33 信建設&YMproject】、【#13 Team KYOEI Aチーム】、【#30 ATJ Racing】、【#31 プレスト、G3&N-PLAN】と続いていた。

トップを走る【#103 NMC × ATJ Racing】は、スピードに勝る富田一輝選手がライディングしレースをリード。ペアライダーが短めに走り富田一輝選手の走行時間を増やす作戦を取っていた。ピットインのタイミングで2番手に下がることもあったが、すぐにトップに返り咲き周回を重ねて行った。

レースも折り返しとなる3時間30分経過時点では、【#103 NMC × ATJ Racing】が87周でトップを走り、これを2分11秒差で【#57 ベスラレーシング with 制動女子】が追っていた。これを1周差で【#1 YSSレーシング×MGR.レーシングサービス】、2周差で【#33 信建設&YMproject】、【#21 NRプロジェクト・タカハシRS・ガムチョ】と続いていた。

【#103 NMC × ATJ Racing】は、燃費の問題でピット回数を1度増やすことになり作戦を変更。富田一輝選手が長く走れることになったのだが…。黄旗区間での追い越しがあり痛恨のペナルティ。180秒間のピットストップを受けることになってしまう。

それでも、まだレース展開は、どうなるか分からなかった。残り1時間となった時点でトップには【#57 ベスラレーシング with 制動女子】が2番手を大きく引き離していた。この時点で6回給油となっており、あと1回入るか入らないか注目された。2番手には、【#1 YSSレーシング×MGR.レーシングサービス】がつけていたが、給油のためにピットに入ると【#103 NMC × ATJ Racing】が2番手に浮上。トップ【#57 ベスラレーシング with 制動女子】とは2周差がついていた。【#8 '頂'初号機モトチャンプ&SE】と【#1 YSSレーシング×MGR.レーシングサービス】も【#103 NMC × ATJ Racing】と同一周回につけており、何かあれば、すぐにポジションが入れ代わる状況だった。

残り35分となったところで【#57 ベスラレーシング with 制動女子】がピットインし、7回目の給油を行う。【#103 NMC × ATJ Racing】は、ここぞとばかり国際ライダーの中津原尚宏選手が追い上げる。これに対し【#57 ベスラレーシング with 制動女子】は、トップのままコースに戻り遠藤弘一選手も意地を見せる。その差は31秒233。その差は25秒、23秒、21秒と着実に詰まって行き残り3分となったところ8秒まで縮まっていた。残りは2周。逃げる【#57 ベスラレーシング with 制動女子】、追う【#103 NMC × ATJ Racing】と7時間を経過した時点で一番の盛り上がりを見せた。このバトルは【#57 ベスラレーシング with 制動女子】が逃げ切りチェッカー。【#103 NMC × ATJ Racing】は僅か2秒465差で2位という結果となった。
「6回ピットで行く予定が予想外に燃費が悪く7回ピットになってしまったのでヒヤヒヤでした。今まで一緒にレースに参戦していた宮本隆行さんが2月に病気で亡くなったので、今回は何が何でも勝つんだという気持ちでチーム全体がまとまっていました」と【#57 ベスラレーシング with 制動女子】の遠藤選手。一方、僅差の2位となった【#103 NMC × ATJ Racing】の村沢監督は「燃費が思った以上に悪く、一回給油を増やしたのですが、そこで燃費マップを変更し、富田一輝選手のスティントを長くできることになりました。そのときに黄旗追い越しをしてしまったようです。172周を目標にしていましたし、タラレバですがペナルティがなければ十分可能だったと思います」とコメント。

3位の【#8 '頂'初号機モトチャンプ&SE】、4位の【#1 YSSレーシング×MGR.レーシングサービス】はトップと同一周回の171周をマーク。5位に【#13 Team KYOEI Aチーム】、6位に【#33 信建設&YMproject】、7位に【#32 team SANMEI】、8位に【#34 もて北仲良し同走会+長谷川鉄筋】、9位に【#31 プレスト、G3&N-PLAN】とWTクラスが続いた。10位に入った【#62 CLUB MASSA-R】がNST-R25、13位に入った【#135 B.S.C with Young machine】がNST-G310R、16位に入った【#61 中村エンジン研究所】がNST-CBR、23位に入った【#932 APPRISE阿久津自動車ゆもみ】がNST-Ninja250、28位に入った【#69 ライディングスポーツファイヤ69】がWT、35位に入った【#38 Webike+Nabegi】がNST-VTR/AS、69位に入った【#12 CLUB1.2FKクシタニ川口店】がBRAVEで、それぞれクラス優勝を飾った。

今年も多くのチームが、それぞれのスタンスで“もて耐”を楽しんでくれました。セーフティーカーが入らなかったのは、皆さんのマナーが向上している証拠。また来年も“もて耐”でお会いしましょう!

※写真をクリックすると、拡大画像をご覧いただけます。

2019年 “もて耐” 8月25日(日) レースレポート 2019年 “もて耐” 8月25日(日) レースレポート 2019年 “もて耐” 8月25日(日) レースレポート 2019年 “もて耐” 8月25日(日) レースレポート 2019年 “もて耐” 8月25日(日) レースレポート 2019年 “もて耐” 8月25日(日) レースレポート 2019年 “もて耐” 8月25日(日) レースレポート 2019年 “もて耐” 8月25日(日) レースレポート 2019年 “もて耐” 8月25日(日) レースレポート 2019年 “もて耐” 8月25日(日) レースレポート 2019年 “もて耐” 8月25日(日) レースレポート 2019年 “もて耐” 8月25日(日) レースレポート