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“もて耐”

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“もて耐”トップページレポート&受賞者2018年 “もて耐” 8月26日(日) レースレポート

2018年 “もて耐”
8月26日(日) レースレポート

【#30 ATJ-Racing】が計算通りの走りで5年振りに優勝!

2018年 “もて耐” 8月26日(日) レースレポート

2018“もて耐”決勝レースを8月26日(日)に開催。前日に行われた公式予選、シード、主催者推薦、そして土曜決勝レースで権利を得た1チームを加え、全77チームがグリッドにつき、予定通り9時に7時間後のゴールを目指してスタートした。

ポールポジションの【#103 NMC×ATJ -Racing】が好スタートを見せホールショットを奪うと、そのまま一気に独走体制を築いて行く。2番手に【#11 BLUE EYES & DREAM柏】、3番手に【#7 MSTV WITH ME CBR250RR】、4番手に【#1 YSSレーシング×MGR.レーシングサービス】、5番手に【#12 CLUB1.2FKクシタニ川口店】、6番手に【#25 BF&RASH・フジタ】、7番手に【#32 TEAM SANMEI】、8番手に【#51 信建設with Vesrah】と続いて行く。2周目には、【#12 CLUB1.2FKクシタニ川口店】が2番手に浮上、【#7 MSTV WITH ME CBR250RR】、【#11 BLUE EYES & DREAM柏】、【#25 BF&RASH・フジタ】と続くが、1コーナーで【#25 BF&RASH・フジタ】が転倒。すぐに再スタートするが遅れを取ってしまう。

レース序盤は、【#103 NMC×ATJ -Racing】がトップを独走し、2番手争いが接近戦を繰り広げていた。この中で【#7 MSTV WITH ME CBR250RR】と【#35 GO&FUN TeamKYOEI Cチーム】がヘアピンで接触転倒するアクシデントが発生し、共に大きく順位を落としてしまう。

その後方では、ペースを守り燃費走行に徹するチームがあった。【#30 ATJ-Racing】、【#1 YSSレーシング×MGR.レーシングサービス】、そして【#12 CLUB1.2FKクシタニ川口店】だった。この中から抜きん出てきたのが、レース開始から2時間25分が経過した辺りでV字コーナーで転倒があり、車両がコース上に残ってしまったためセーフティーカーが4周回入ることになる。ここで【#1 YSSレーシング×MGR.レーシングサービス】と【#12 CLUB1.2FKクシタニ川口店】は、2度ピットに入りガソリン給油を行う。特に【#1 YSSレーシング×MGR.レーシングサービス】は、タイミングがよく、ちょうどレース折り返しとなる3時間30分経過時点で【#1 YSSレーシング×MGR.レーシングサービス】がトップに立っていた。これを【#103 NMC×ATJ -Racing】と【#12 CLUB1.2FKクシタニ川口店】が同一周回で追っていた。しかし【#12 CLUB1.2FKクシタニ川口店】は、連続走行時間の違反で60秒ペナルティを受け後退。【#1 YSSレーシング×MGR.レーシングサービス】が盤石の体制を作りつつあったかと思われたが、黄旗区間中の追い越し違反をしてしまい、こちらも60秒ペナルティを受けることになってしまう。そして残り1時間を切った147周目に【#30 ATJ-Racing】が、このレースで初めてトップに浮上する。【#30 ATJ-Racing】は、この時点でピットに5回しか入っておらず、ピットにもう一度入るのか?そのままゴールまで走れるのか?注目されていたが、すべて予定通りだった。170周を真っ先に走り切り2013年以来、5年振りの優勝を果たした。「すべて予定通りに進みました。セーフティーカーのときもガソリン補給はしませんでしたし、5回ピットも予定通りでした」と沖藤陽一選手。

2位には、47秒418差で【#1 YSSレーシング×MGR.レーシングサービス】が入賞。WTクラスでは最多周回数賞を受賞した。

その後方では、【#12 CLUB1.2FKクシタニ川口店】と【#103 NMC×ATJ -Racing】が3位争いを繰り広げていた。残り9分というところで【#103 NMC×ATJ -Racing】が【#12 CLUB1.2FKクシタニ川口店】をかわして3番手に浮上するが、【#12 CLUB1.2FKクシタニ川口店】が抜き返す。【#103 NMC×ATJ -Racing】は、最後に勝負を仕掛けようと思っていたが、ブレーキにトラブルが発生し、90度コーナーでコースアウト。何とかコースに復帰し4位でチェッカーフラッグを受けた。

上位4チームが170周を周回。マシントラブルやペナルティがなければ、そのポジションは入れ代わっていた可能性が多々あった。その中で、全て順調に進めることができた【#30 ATJ-Racing】が2018年“もて耐”の頂点に立つ結果となったのだった。

レース終了後は、レース結果はもちろん、ベストデザイン賞、遠くから優勝狙ってやってきました賞など、様々な賞典のある表彰式で盛り上がり21回目の“もて耐”は、フィナーレを迎えた。

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2018年 “もて耐” 8月26日(日) レースレポート 2018年 “もて耐” 8月26日(日) レースレポート 2018年 “もて耐” 8月26日(日) レースレポート 2018年 “もて耐” 8月26日(日) レースレポート 2018年 “もて耐” 8月26日(日) レースレポート 2018年 “もて耐” 8月26日(日) レースレポート 2018年 “もて耐” 8月26日(日) レースレポート 2018年 “もて耐” 8月26日(日) レースレポート