2012 “Joy耐” 7月14日(土)
公式予選レースレポート
【#18 浅野自動車インテグラ】が2回の予選を制してポール獲得!

今年で12回目となる“Joy耐”の公式予選を7月14日(土)に開催。
前日から降り出した雨の影響で路面コンディションが心配されたが、予選前のブリーフィング時には時折太陽も顔を覗かせるまで天候は回復、路面も乾いて無事ドライコンディションでのタイムアタックとなった。
予選は全9クラスをClass1~4と1.5ccクラスのA組とClass5~8のB組に分け、それぞれAドライバーとBドライバーに分かれてセッションが行われた。
予選B組は昨年Class9に参戦していた浅野武夫選手の【#18 浅野自動車インテグラ】がClass7に参戦。2周目に2分13秒932の好タイムをマーク。【#48 ディジョンエンドレス ワコーズDC5】の井上恵一選手や【#99 HRインテグラ】の長谷川彰大選手が追いすがるもそのまま逃げ切り暫定1番手。続くBドライバーのセッションでは【#18 浅野自動車インテグラ】の中島佑弥選手が5分以上経っても出走せず、トラブルが危ぶまれたがこれも戦略のうち。周囲のアタックが落ち着いたところで出陣すると、3周目には2分14秒434をマークしてB組トップを奪取。
「できれば取りたいと思っていた」というポールポジションを獲得した浅野選手は「ピット回数の多さはタイムで稼ぐ。レースは攻めの姿勢でやる方が楽しめるから、とことん速く走りたい」と、自信と遊び心をのぞかせるコメント。
予選A組ではClass4に参戦するAドライバー、【#2 C.K.Eng NBロードスター】の土屋潤選手が2周目に2分19秒614のコースレコードを叩き出す。しかし【#2 wako'S.M-one】の小泉和寛選手が5周目に2分16秒737と3秒近くタイムを短縮してトップをClass4のAドライバートップの座を獲得。その後、Bドライバーのセッションでは土屋選手と同チームの村上創選手がトップを奪うもタイムは2分21秒098に留まり、【#2 C.K.Eng NBロードスター】のClass4トップが確定。なお、このClass4では上位4台が従来のレコードタイムを更新するというハイスピードバトルが繰り広げられたが、小泉選手は「レギュレーションを分析し、ライバルチームを上回ろうとしたら必然的にそうなっただけ」と冷静に分析。決勝を前に「どこで仕掛けるかといった戦略が重要になる」と気を引き締めていた。
2012 もてぎEnjoy耐久レース“Joy耐”の決勝は、7月15日(日)10:00スタート。17:00のゴールに向けて暑い戦いが繰り広げられる。