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“もて耐”

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“もて耐”トップページレポート&受賞者2014年 “もて耐” 8月2日(土) レースレポート

2014年 “もて耐”
8月2日(土) レースレポート

【#12 CLUB1.2クシタニ川口店】が2年連続ポールポジションを獲得!4時間耐久は【#4 ウィルさいたま&吉澤企画】が制し7耐にコマを進める!!

2014年 “もて耐” 8月2日(土) レースレポート 17回目を迎えた“もて耐”。8月2日(土)は、公式予選と惜しくも予選を通過できなかったチームによる4時間耐久レースを開催。朝から快晴となり気温35度、路面温度は55度という真夏らしい厳しい暑さに見舞われた。

午前8時からAグループの第1ライダーのセッションが始まった。ここで【#12 CLUB1.2クシタニ川口店】のBRAVEクラスのマシンを駆る長野克哉選手が、2分14秒739という圧倒的なコースレコードを記録。2番手にWTクラスの【#42 YSSレーシング・マーキュリー】山本隆宏選手が2分19秒246、3番手にWTクラスの【#10 チームペンスケ】松田光市選手が2分19秒673、4番手にWTクラスの【#1 YSSレーシング・ブルドッカータゴスA】小坂橋達也選手と続いた。

Bグループの第1ライダーでは、NST-CBRクラスの【#999 レーシングチームハニービー】富田一輝選手が2分22秒716でトップにつけ、こちらもNST-CBRクラスのコースレコードを更新した。

続いて行われたAグループ第2ライダーのセッションでも【#12 CLUB1.2クシタニ川口店】の熊谷健志選手が2分15秒701をマークしトップにつけた。丸山浩選手は2分24秒971をマーク。ポジションこそ組19番手だったが、NST-VTRクラスのコースレコードを更新する。

そして、最後の予選セッションとなったBグループの第2ライダーでは、【#17 アソートレーシング】中村修一郎選手が2分22秒747と第1ライダーのセッションで富田選手がマークしたタイムに次ぐ好タイムを記録し、組トップとなった。

ポールポジションは、第1ライダー、第2ライダー共に圧倒的なタイムでトップにつけた【#12 CLUB1.2クシタニ川口店】が獲得。2年連続の快挙となった。
「予定通りにポールポジションを獲得できましたと言いたいところですが、今年は、だいぶマシントラブルに悩まされています。昨年のエンジンデータをベースに新しいエンジンを組んだのですがトラブル続きでした。そのため昨年のデータを捨てて、ほぼスタンダードの状態で臨んでいます。レースウイークに入ってようやくタイムが出ましたが、パワーは昨年より出ていないのでライダーが補っている感じです。実は、予選でもミッショントラブルが発生してしまっているので、決勝は完走できるかどうかあやしいところですが、逃げられるだけ逃げるしかないですね。まずは、予選で打ち上げ花火を上げられたので、よしとします」とベストタイムをマークした長野克哉選手。

2番手に【#42 YSSレーシング・マーキュリー】、3番手に【#10 チームペンスケ】、4番手に【#1 YSSレーシング・ブルドッカータゴスA】、5番手に【#2 YSSレーシング・ブルドッカータゴスB】とWTクラスのNinja250が続き、6番手にWSクラス最上位となる【#66 ライディングスポーツファイヤー66】が食い込んだ。

予選結果は、第1ライダーと第2ライダーの合計タイムで争われた。決勝になれば、第3、第4ライダーで速い国際ライダーもいるだけにレース展開は、なかなか読むことができない。ピット滞在時間もクラスによって設定されており、速いだけでは勝てないのが“もて耐”。果たして、どのチームがトップでチェッカーフラッグを受けるのだろうか!?

予選結果を受け、7時間耐久に進出できなかった35台によって14時から4時間耐久決勝レースがスタートした。オープニングラップをトップで戻って来たのは【#117 Y-style】。これに【#34 サチレーシング ☆ 天 鍼 堂】、【#53 プレストMRCオヤジの悪あがき】、【#107 WITH ME RACING V250】と続き、序盤は6台ほどがトップグループを形成する。この中で【#107 WITH ME RACING V250】の丸山選手は積極的な走りを見せ、一時はトップに立つが、その直後にS字コーナーで痛恨のクラッシュ。順位を大きく下げてしまう。

その後、グリッド最後尾から追い上げて来た【#4 ウィルさいたま&吉澤企画】がトップに浮上し、独走態勢を築いていく。【#4 ウィルさいたま&吉澤企画】は、予選で第1ライダーの吉澤隆選手がアウトラップで転倒してしまいノータイムとなり、嘆願書で4耐に出走していた。

レースが動いたのは、間もなく3時間が経過するというところだった。トップを独走していた【#4 ウィルさいたま&吉澤企画】と2番手の【#64 グリーンヒルズ&ビークラフトI】が同時にピットイン。両チームともライダー交代だけでピットアウトして行く。実は、【#4 ウィルさいたま&吉澤企画】は本来走るライダーの用意ができていなく、他のライダーが代わってコースイン。その直後に再びピットインし給油を行いライダーも交代する。このピットインで、それまでのギャップを使ってしまいコースインすると、後方から【#64 グリーンヒルズ&ビークラフトI】が迫ってくる。73周終了時点で、その差は8秒181。74周で5秒390、75周で3秒122と接近。燃費的に苦しかったと言う【#4 ウィルさいたま&吉澤企画】もペースを上げるが、76周で1秒556と、さらに、その差は縮まってしまいV字コーナーでは、ついにテールtoノーズとなる。そしてバックストレートで【#64 グリーンヒルズ&ビークラフトI】が【#4 ウィルさいたま&吉澤企画】をかわして前に出ていく。残り36分と言うところだった。2番手に落ちた【#4 ウィルさいたま&吉澤企画】も意地を見せ【#64 グリーンヒルズ&ビークラフトI】のテールに食らいついて行くが90度コーナー立ち上がりで大スライドを起こし、あわや転倒という状況だった。さらにバックマーカーに引っかかってしまい、そのギャップは広がり【#64 グリーンヒルズ&ビークラフトI】に軍配が上がるかと思われた。しかし、83周目のヘアピンでトップを走っていた【#64 グリーンヒルズ&ビークラフトI】が痛恨の転倒。すぐに再スタートするものの、2番手に後退してしまう。さらに後方から【#53 プレストMRCオヤジの悪あがき】が迫り、2位争いを繰り広げる。

そんな後続を尻目に【#4 ウィルさいたま&吉澤企画】がトップでゴール。翌日の7時間耐久への出走権を手に入れた。
「実は仕事の電話を受けていたらライダー交代のタイミングを逃してしまい、一度、無駄にピットインしてしまったんです。予選では、いきなり転倒してしまいチームに迷惑をかけてしまったので頑張りました。支えてくれた、みんなのおかげで勝つことができました。明日の7耐にも参加させていただきます」と吉澤選手。

2位争いを繰り広げていた【#64 グリーンヒルズ&ビークラフトI】は、ゴール直前でまさかのスローダウン。フィニッシュラインを通過できず悔しい30位となった。【#53 プレストMRCオヤジの悪あがき】が2位でゴールし、3位には【#881 8810R】が入った。

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