いつかは、一度は表彰台の真ん中に立てる!チャンスと夢のある耐久ロードレース!
“もて耐”は、「世界最大の草レースを目指す」というテーマを掲げ、どんなライダーでも、どんなバイクでも参加できる耐久レースとして1998年にスタートしました。
1998年から開催されたクラス分けは、125cc以上であれば参戦可能のオープンクラスを採用しました。小排気量と大排気量の間に大きなラップタイムの差が出ることを前提として、その差を補うための給油制限を実施し、「ラップタイムの遅い小排気量車=カメ」と「ラップタイムに勝る大排気量車=ウサギ」を同じ土俵の上で戦わせて、最後まで誰が優勝するか分からないという、新しいスタイルのレースとして全国のモータースポーツファンに提案しました。
事実、このレギュレーションが好評となり、スーパースポーツ系のマシンに混じって、様々な個性のあるマシンが多数参戦しました。一世代前の旧車やオリジナルマシンなど“もて耐”でしか見ることのできない、バリエーション豊かなマシンも参戦しレースを盛り上げていました。その一方で、実際のレースにおいては、開催初年度に優勝したテクニカルスポーツが4連勝、2002年から2003年はモトバムが2連勝を達成。2004年からはTEAM OZAWA R&Dが3連勝と、全日本や各地のサンデーレースなどでトップコンストラクターがトップの位置に名を連ねていました。
そして、2008年には“もて耐”の大変革の年を迎えました。レースを大きく2つのクラスに分け、さらに魅力溢れる耐久レースを生み出しました。
1つ目のクラスは、排気量が115cc以上250cc以下の4ストローク・2気筒以下の車両で参戦可能なオープンクラス。このクラスには、単気筒と2気筒エンジンそして空冷エンジンと水冷エンジンなど個性豊かな様々な車両がエントリーしています。そして、2つ目のクラスは、【もてぎロードレース選手権】でも馴染みのある、NEO STANDARDクラスです。このクラスに参戦可能な車両には、国内2輪トップメーカーが名を連ねており、YAMAHA YZF-R25、KAWASAKI Ninjia250RやHONDA VTR250, CBR250Rなどが参戦しています。また、BMWなどの海外マシンも参戦しており、国内外のバラエティ豊かな車両による、熱いレースが展開されるクラスとなっています。
このように、もて耐は、様々なマシンが参戦可能な耐久レースとなっており、熟練ライダーはもちろん、ビギナーライダーにとっても魅力溢れる耐久レースとなっています。真夏に開催される“もて耐”は2017年に第20回目として節目の年を迎え、11時間の耐久レースを実施いたしました。決勝では参加された車両が全車完走するなど、記念大会に相応しい結果を残すことができました。2018年からは、再度決勝レース時間を7時間として、耐久レース初心者でも、無理なく参加できるレースとして開催しています。
『バイクが好きだけど、レースに出るのは不安...』というライダーや『いきなりの耐久レースは少し心配...』といったビギナーライダーでも安心して楽しんでいただけるように、“もて耐”では、参加者向けに【サーキットアドバイザー】、【技術アドバイザー】などのアドバイザー制度、また走行練習を十分にしていただけるように【公開練習会】や【初心者講習会】を設定。
さらにこの練習会で車両への不安を取り除く為の【車検相談会】、規則への不安を取り除く為の【代表者ミーティング】など多くのフォロー体制で、不安や疑問をその場で解決できるのも“もて耐”の特徴と言えます。
2020年からは、土曜日に開催される3時間決勝レースから参加できるようになりました。
今まで初めての参加でいきなり7時間は難易度が高いと感じていた方も、まずは「3時間のもて耐」から楽しむことができるようになりました。
7時間耐久レースに必要な準備のことも3時間を経験することで理解が深まり、次のステップである「7時間耐久レースもて耐」をより深く味わうことができるようになります。
さあ、3時間もて耐から新しい挑戦をはじめましょう!
250cc以下のバイクを使用した7時間耐久レースです。
CBR250RRやNinja250、CBR250R、YZF-R25やZX25Rが等が多く参加しています。本格的な2輪耐久レースを体験してみたい方におすすめです。
使用する車両でクラスが決まります。クラスによっては参加者が少ないクラスもあり、優勝できる可能性が広がります。
250ccまでの小排気量マシンで参戦!
2008年度から参加車両に関してのレギュレーションが大幅に変更となった。“もて耐”は、排気量115cc以上250cc以下※の4ストローク4気筒以下の車両が参戦できる。ホイールリムサイズは16インチ以上、ターボなどの過給器の装着は認められていない。
また、過去の“もて耐”で見られた市販レーサーのフレームに、市販レーサーの4ストロークエンジンを搭載したオリジナルマシンは参戦できない。また、車両の性能に基づいて、下記のようなクラス分けも設定される。
※ただし、NST-G310Rクラスは排気量313ccを認める。
オープンクラス | 2気筒 | 単気筒 | ||
冷却方式 | 水冷 | 空冷 | 水冷 | 空冷 |
クラス名 | WT | AT | WS | AS |
NEO STANDARDクラス | メーカー | 車名 | 型式 | |
NST-Ninja | Kawasaki | Ninja250R | EX250K/EX250L/EX250P | |
NST-CBR | Honda | CBR250R | JBK-MC41(その他仕向地違いの車両も含む) | |
NST-R25 | YAMAHA | YZF-R25 | JBK-RG10J/2BK-RG43J | |
NST-G310R |
BMW | G310R | 2BL-G31AA |
|
NST-ZX | Kawasaki | Ninja ZX-25R | 2BK-ZX250E | |
JPクラス |
「MFS国内競技規則付則 11 JP250技術仕様[1] 出場車両」に合致している車両。 ※使用タイヤの銘柄については指定しないが、もて耐車両基本仕様に準ずること。 (2025 もてぎ7時間耐久ロードレース特別規則書 第75条75-17を参照) |
ジュニア | フレッシュマン | 国内 | 国際 | |
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第1ライダー | × | × | 〇 | |
第2ライダー | × | × | 〇 | |
第3ライダー | 〇 | 〇 | 〇 | |
第4ライダー | 〇 | 〇 | 〇 | |
第5ライダー | 〇 | 〇 | 〇 |
ジュニア | フレッシュマン | 国内 | 国際 | |
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第1ライダー | - | - | 〇 | × |
第2ライダー | - | - | 〇 | × |
第3ライダー | - | - | 〇 | 〇 |
第4ライダー | - | - | 〇 | 〇 |
第5ライダー | - | - | 〇 | 〇 |
MFJロードレース国内ライセンスを持っていない方は1day GET MFJライセンススクールがおすすめです。
参加料金 |
7時間決勝:110,000円 3時間決勝:50,000円 ※1車両(税込み)の料金です。 ※エアバッグ割引きは、全ライダーが装着のチームに参加申込み時の参加料から2,000円分を割引きします。 ※若年ライダー参加割引きは、3時間決勝レースにて、所定の年齢のライダーが決勝レースに出走の場合、参加申込時に参加料から1名につき5,000円を割引きします。 詳細は、大会特別規則書 第10条 参加料をご確認ください。 |
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MS共済会費 |
MCoMまたはSMSC非会員の方は、別途、MS共済会暫定加入費用が必要となります。
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