モビリティリゾートもてぎで「森のクラフト 木でつくるカブトムシ・クワガタ」を体験してきた！
モビリティリゾートもてぎでは、さまざまなアクティビティが用意されています。
今回は、7月に行われたクラフトのアクティビティを体験してきた様子をお届けします。
木でつくるカブトムシに挑戦！
モビリティリゾートもてぎ内にあるハローウッズと呼ばれる森では、自然体験ができるさまざまなアクティビティがあり、今回は「森のクラフト 木でつくるカブトムシ・クワガタ」に参加してきました。
まず、ハローウッズのインフォーメーションカウンターに集合してから、奥にあるクラフト工房と呼ばれる建物へ向かいます。到着したら、スタッフの方からの説明や注意点を聞いて、さっそく作り始めていきます。
はじめに、カブトムシとクワガタどちらを作るのかを決めてから、大小さまざまな木材の中から、クラフトの土台となる部分を選んでいきます。これらの木材は、ハローウッズの森から集められたもので、太さや、色、風合いなど、選ぶものによって、これから作るカブトムシやクワガタの雰囲気も変わってくるため、とても重要なポイントです。
今回はカブトムシを作ることにしたので、木材は、太さの大きい、風合いを感じやすいものを選びました。
胴体となる木材を選んだら、ノコギリで好みの大きさに切っていきます。のこぎりは、引く時に力を入れて、押す時は優しくがポイント。
曲がらないようにまっすぐ切るのはなかなか大変です。木材の大きさが太いものだと、より力が必要となるので、お子さまだけでなく、お母さんやお父さんにも助けてもらいながら進めていくのが良いでしょう！
胴体が好きな大きさに、木材を切ることができたら、次はナタを使ってそれを半分に割ります。ナタでどの向きに割るかによっても、木の皮の模様が変わってくるので、じっくり考えてから切っていきます。
ナタは、木材の切った面に刃を当てて、上から木のカナヅチでトントンとたたいていきます。
パカッと半分に割ることができました。ここまででようやく、カブトムシ制作の半分が経過！
次に、電動ヤスリで木材の割った面をツルツルになるまで磨いていきます。この電動ヤスリは、使う際に十分な注意が必要で、手に当たると皮膚が削れてしまうといった大事故につながる恐れもあります。そのため、親子で気をつけながら操作するのが良いでしょう。完全にツルツルにしたい場合は、長い間ヤスリをかけても良し。木材の風合いを残しておきたいという人は、少しだけヤスリをかけるというのも良し。自分のお好みの加減に仕上げていきます。
電動ヤスリできれいに磨くことができたら、次は「脚」にあたる部分を作っていきます。脚として使う小枝を材料置き場から選んで、せん定バサミで好みの長さに切っていきます。その後、電動ドリルで穴をあけて、小枝を差し込んでいきます。木材は自然のものなので、時にはドリルで穴をあけてもきれいに入らないことも。1本1本小枝を差し込んでいくのがなかなか難しかったです！せん定バサミや、電動ドリルなどの道具を気をつけながら使って、親子で一生懸命作っていくのが良いでしょう。
脚を差し込み、最後にツノにあたる部分も差し込んだら、無事完成です！
ここから、さらにオリジナル要素として、彫刻刀を使って模様を描き、好きなデザインに仕上げていきます。あっという間に時間が経ち、90分間のうちにカブトムシを完成させることができました！のこぎりを使って木材を切るところから作成していくと思っていなかったので、大人のわたしでも一苦労！なんとか完成することができて良かったです。
このアクティビティでは、ノコギリやナタ、電動ヤスリや電動ドリル、彫刻刀、せん定バサミなど、普段あまり使わないような道具の使い方を学ぶことができます。最近では、お子さまが刃物の 使い方を詳しく教わる 機会が減ってしまったかもしれません。ですが、こうした道具の使い方を学ぶことで、「こういう使い方をすると良い」「この使い方をすると危ない」など、さまざまなことを感じ、お子さまの多くの学びに繋がります。
また、クラフトに用いる木材は、専属スタッフによって丁寧に管理された、ハローウッズから集めたものなので、安心安全です。目や手の感覚で、木の風合いや色を感じることができ、肌で感じることでより自然を味わうことができたと感じました。
さらに、このアクティビティは、親子で参加することができるので、会話しながら楽しく取り組むことができます。毎年参加している方の中には、「のこぎりの使い方が上手くなっている」「手際が良くなっている」といったように、お子さまの成長が感じられたと話すご家族もいらっしゃいました。こうした点も、このアクティビティの魅力といえるのではないでしょうか。
親子で楽しく参加できるアクティビティは、このほかにもまだまだ用意されています。
気になった方はぜひ、モビリティリゾートもてぎのアクティビティページを見てみてくださいね。
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