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モビリティリゾートもてぎの楽しみ方

今はもう見られない?貴重な棚田の魅力とは

棚田は日本に残る美しい田園風景のひとつであり、今では貴重な風景とされています。
今回は、そんな棚田の魅力についてご紹介していきます。

棚田ってどういうもの?

棚田とは、山の斜面などに作られた階段状の田んぼのことを指します。別名「千枚田(せんまいだ)」とも呼ばれ、階段のように一段ごとに水平に作られているため、畑と違って水を溜めることができます。水源は場所によってさまざまで、山の上流から水路をひいている棚田もあれば、棚田の上部に溜め池をつくったり、雨水や雪解け水を利用している棚田など場所によって適した工夫が施されています。

棚田の役割とは?

そんな棚田は、米作りのためにつくられましたが、ほかにもさまざまな役割があります。雨水を溜める力を利用して、大雨による川の氾濫や地すべりを防ぐダムのような役割を担っており、棚田があることで、雨水が急斜面をつたって勢い良く平野部に流れ込むのを防ぐことができます。
現代において棚田の最大の魅力は、美しい景観であることに尽きるでしょう。訪れた人の多くがどこか懐かしい気持ちを感じるような、日本の原風景といえます。さらに、場所によっては夜になるとライトアップで演出をして観光地になるほどです。棚田の絶景を見ながらキャンプのできるキャンプサイトや、棚田の中の畦道にテントを張れるキャンプ場もあり、整備されたオートキャンプ場とはまた一味違った自然を感じることができます。棚田のあるキャンプ場は、開放的なロケーションで自然をより身近に感じたい人におすすめです。

ほかにも、棚田は生命を育む宝庫にもなっており、カエルなど両生類やトカゲなど爬虫類はもちろん、棚田周辺の植物をエサとする鳥や、棚田に集まる小動物をエサとするキツネなど多種多様な動物たちの命を支えています。棚田があることで多くの生きものが育つ環境となっているといえるでしょう。
最近では郊外の過疎化や住民の高齢化にともない減少傾向にありますが、一方で、田植えや稲刈りなどの体験イベントや、農業体験ができるオーナー制度のあるところが増えつつあり、若者の農家離れが深刻な日本において、農業体験をできる場所は貴重といえます。

関東で見ることのできる
棚田のあるスポットとは?

そんな今では貴重な存在となっている棚田ですが、関東ではいくつかの場所で棚田を見ることができます。そのうちのひとつが、栃木県芳賀郡茂木町にある「モビリティリゾートもてぎ」です。ここでは、モータースポーツはもちろん、お子さまが楽しめるアトラクションがある「パーク」や、サーキットが一望できるホテルも併設されています。
なかでも、モビリティリゾートもてぎには自然豊かな「ハローウッズの森」があり、その中に「ハッチョウトンボの棚田」と呼ばれる、24段連なっている棚田があります。棚田を含むハローウッズ全体は、森を管理する専属のスタッフがいて丁寧に整備されているため、安心安全に自然体験をすることができます。

ハッチョウトンボの棚田でできる
様々な体験

このハッチョウトンボの棚田では、田植え体験や稲刈りなど、自分でお米を育てる体験ができるアクティビティから、自然を思いっきり体験できるような田んぼのどろんこ体験などのアクティビティまで用意されています。また、棚田にしか生息しない生きものも多く生息しているため、田んぼを網ですくって生きものを観察することもできも、棚田というひとつの場所でさまざまな体験をすることができます。
ハローウッズの営業中では、森の散策として棚田を見に行くこともできます。都会ではなかなか見ることのできない棚田は貴重といえるため、訪れた際はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

最近では減少傾向にある棚田は、とても貴重な場所であるといえます。
数少ないながらも全国各地に存在するため、この機会に訪れてみてはいかがでしょうか。
疲れた心も棚田を眺めると癒やされるかもしれません。

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