モビリティリゾートもてぎの舞台(競技コース)は世界選手権をはじめ多くのレースが開催されている『ロードコース』。
『Ene-1 MOTEGI GP』では、2020年までは『オーバルコース』、2021年からは『ロードコース(西コース)』で開催されてきたが、2024年は『ロードコース(フルコース)』を逆走する特別コースでの開催となる。
『ロードコース』は全長4.8km、本来の順走であれば減速・旋回・加速を繰り返す“ストップ&ゴー”といわれるコースレイアウト。2024年は逆走での開催となるため、急勾配をハイスピードで駆け下りる“ダウンヒルストレート”が“上り坂”に変わり、車両のパワーが求められることとなった。
ダウンヒルストレートを上りきった後は“ヘアピンカーブ”から“130R”までが下り坂となる。速度が出た状況で各コーナーを駆け抜けるにはしっかりと減速できる制動性能と理想的な走行ラインを走るドライビングが非常に重要になる。
各チームとも過去のデータがない状況の中、ドライバーやメカニックにとって一層チャレンジングなコースレイアウトなった2024年のEne-1。スポーツとしての側面を併せ持つこととなり「エネルギーマネジメント」と「速さ」の両立を競う場として今なお進化を続けている。
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