SUPER GT もてぎ大会の楽しみ方
SUPER GTは、国内外の自動車メーカーの市販車をベースに開発されたレーシングカーを、
トップドライバーたちが操る国内最高峰のレースシリーズです。
ふたりのドライバーが1台のマシンを交代で操り、勝利を目指すチームワークの要素や、
レース戦略が絡み合うドラマチックな展開など見どころ満載のレースが特徴です。
さらに会場では、イベントや各メーカーのブース、限定グッズや名物グルメなど、
レース初心者の方でも一日中楽しめるコンテンツが揃っています。
ここでは、観戦初心者の方でもSUPER GT もてぎ大会を満喫できるコツをご紹介します!
SUPER GTには「GT500」と「GT300」の2クラスがあります。
GT500クラスは、国内を代表する3つのメーカーが参戦するトップカテゴリーです。市販車の外観を模したデザインながら、内部は完全なレース専用設計。直線では時速300 km近くに達することもあり、高度な空力技術や軽量構造が随所に取り入れられています。
GT300クラスには、FIAのGT3規格に基づいたマシンや、独自規定で製作されたJAF-GT車両が参戦。国内外のメーカーが誇る個性豊かなクルマが競い合う姿はまさに圧巻です。
クラスの見分け方も一目でわかります。GT500は白いゼッケンと白色のヘッドライト、GT300は黄色いゼッケンと黄色のヘッドライトで統一されています。レース中でもどちらのクラスかすぐに判別できる工夫がされています。
2025年のSUPER GT最終戦は、モビリティリゾートもてぎで開催されます。年間チャンピオンが決まるこの一戦は「グランドファイナル」と呼ばれ、シリーズのクライマックスとして注目を集めます。
最終戦では、シーズン途中の成績によって課されていた性能調整「サクセスウェイト」が解除され、各チームがマシン本来の速さで真っ向勝負に挑みます。今年はGT500・GT300ともに、複数チームがタイトル争いに残っており、最後の1周まで目が離せない展開が予想されます。
さらにレース終了後には、シリーズを締めくくる特別なセレモニー「グランドフィナーレ」が開催されます。年間チャンピオンの表彰とともに、シーズンを戦い抜いたドライバーたちがファンの前で喜びを分かち合う瞬間は、現地でしか味わえない感動的な光景です。
国内外のトップクラスの猛者たちが集うSUPER GT。
最終戦の注目チームとドライバーをチェック!
坪井 翔
山下 健太
一昨年、昨年の王者として迎えた2025年シーズン。Rd.1 岡山では予選2位から逆転勝利を飾り、シーズン序盤から勢いを得る。その後も安定してポイントを積み重ね、現在はチームランキング首位を堅守している。盤石の体制で3年連続の王座獲得を狙う。

山本 尚貴
牧野 任祐
昨年はチームランキング2位の成績を残すも、今年は苦戦が続いていた。しかし、Rd.7のオートポリスで優勝しチームランキングは2位に浮上。決戦の地もてぎでシリーズチャンピオンを決められるか。

大嶋 和也
福住 仁嶺
王者1号車を追う立場として、着実にポイントを積み重ね、Rd.4 富士(Race2)ではポール・トゥ・ウィンを達成し勢いをつける。さらにRd.5 鈴鹿でも2位表彰台を獲得し、ランキングトップを猛追。現在ランキング3位から逆転タイトルを目指し、終盤戦に臨む。

千代 勝正
高星 明誠
シーズン序盤は厳しい戦いが続いたが、Rd.5 鈴鹿で優勝を果たし、日産系エースとしての底力を示した。この勝利を機に、シーズン終盤でどこまで追い上げるか注目が集まる。



長きにわたりトヨタ陣営を支え、数々の勝利を重ねてきた。2025年シーズンはRd.2 富士で逆転勝利を飾り、チームを約6年ぶりの優勝へと導いた。今年7月には、今シーズン限りでGT500クラスからの引退を発表。現在ランキング4位から上位を狙い、最終戦・もてぎでのラストランに挑む。



2007年に鈴鹿1000kmでGT500デビューして以来19シーズンにわたりホンダ陣営を支え、5世代に渡るマシンを駆り数多くの好成績を残してきた。今季限りでGT500クラスからの引退を表明しており、チームメートの大草選手とともに今季初優勝を目指す。



シリーズ史上最多となる通算25勝、JGTC/SUPER GT参戦202戦、さらに通算獲得ポイント1267点という歴代トップの記録を打ち立ててきた。2006年からは日産・NISMOと契約し、20シーズンに渡って陣営をけん引してきた。2025年シーズンはRd.6 SUGOで通算25勝目を挙げ、今季も変わらぬ速さを示した。今シーズン限りでのSUPER GT活動終了を発表し、もてぎでは集大成として最後の戦いに臨む。

SUPER GT もてぎ大会を初めて観戦する方や、
レース観戦が初心者の方におすすめのチケットを紹介します!
SUPER GTの魅力を存分に味わうなら、定番の「ビクトリースタンド(V席)」がオススメ!
最終コーナーの立ち上がりから1コーナーのブレーキングまで、迫力ある走りやサウンドを楽しめる「ビクトリースタンド」。スタンド近くには、様々なグルメのキッチンカーが並び、屋根付き休憩エリアも設置された「ホスピタリティガーデン」も展開します。
| 大人 (24歳以上) |
U23 (高校生~23歳) |
中学生 | 3歳~小学生 | |
|---|---|---|---|---|
| ビクトリースタンド席 (V席) 前売観戦券 |
13,000円 | 11,000円 | 4,600円 | 3,600円 |
| 販売期間 | 9月7日(日)11:00~10月31日(金)23:59 | |||
| ビクトリースタンド席 (V席) 当日観戦券 |
15,000円 | 13,100円 | 5,700円 | 4,700円 |
| 販売期間 | 11月1日(土)0:00~ | |||
※ビクトリースタンド席(V席)は、11月1日(土)が自由観戦エリア、2日(日)が指定席となります。
※前売にて完売の場合は当日券の販売はございません。予めご了承ください。
130R~テクニカルなV字コーナー、最高速を記録するダウンヒルストレートなど見どころが多くレース通に人気の「自由観戦エリア」。
自分だけのお気に入りの観戦ポイントを見つけてみては?
| 大人 (24歳以上) |
U23 (高校生~23歳) |
中学生 | 3歳~小学生 | |
|---|---|---|---|---|
| 自由観戦エリア 前売観戦券 |
6,600円 | 4,400円※ | 1,900円 | 900円 |
| 販売期間 | 9月7日(日)11:00~10月31日(金)23:59 | |||
| 自由観戦エリア 当日観戦券 |
8,600円 | 6,500円※ | 3,000円 | 2,000円 |
| 販売期間 | 11月1日(土)0:00~11月2日(日)15:00(予定) | |||
グランドスタンドにある見晴らしの良い観戦席。
ホームストレートを走るマシンの圧倒的なスピードを体感できます。
個別シートでゆったりと観戦でき、ショップ・トイレ・パークエリアやバス乗り場などへのアクセスが良くファミリーにもおすすめ。
「自由席はちょっと不安...」「確実に座れる席で観戦したい!」という方には、指定席もおすすめです。
場所はA席と同じグランドスタンドなので見晴らしが良く、座席に背もたれとドリンクホルダーが付いていて隣席との距離が広め。
更にパドック(関係者エリア)に入場できる券やピットウォーク(レース直前のマシンを見学できるイベント)参加券もセットになっています!
グループ・ファミリー向けの観戦席ビクトリーコーナーテラス。
専用モニターが付いた屋根付きの『プレミアム』や、テーブルセットとパラソル付きの『パーティーテーブルシート』、テントなどを自由に持ち込める『フリーエリア』など観戦スタイルに合わせてお選びいただけます。
観戦スタイルに合わせて自由に使えるエリア。
アウトドアセットを持ち込んでBBQを楽しんだりレジャーシートで寝転んだり使い方は自由です。
ワンちゃん同伴エリアもございます!
推しのチーム・選手がいるなら「V席ファンシート観戦券」がおすすめ!
用意されるファンシートは全部で4種類。
ARTA応援席、Honda応援席、SUBARU応援席、TOYOTA GAZOO Racing応援席
キャップやフラッグ、タオルやトートバッグなど
ここでしか手に入らないオリジナルグッズを手に入れて応援しよう!
仲間との一体感が味わえる応援はまさに格別!
| 大人(24歳以上) | U23 (高校生~23歳) |
中学生 | 3歳~小学生 | |
|---|---|---|---|---|
| ARTA応援席 前売観戦券 |
13,000円 | 11,000円 | 4,600円 | 3,600円 |
| 販売期間 | 9月7日(日)11:00~10月31日(金)23:59 | |||
※ビクトリースタンド席(V席)は、11月1日(土)が自由観戦エリア、2日(日)が指定席となります。
自分の好きなスタイルで観戦するのが一番ですが、
秋のもてぎは朝晩の冷え込みが厳しくなることもあります。
服装や持ち物に迷ったらこれを参考にしてみてくださいね!
秋でも長時間日差しにさらされるのは危険。つばが広めの帽子やキャップは必須です。風で飛ばされにくいフィット感のあるものを選ぶのも重要です。
観戦エリアでは手が自由になるリュックやサコッシュが便利。貴重品の管理がしやすく、軽量で体にフィットするタイプだと移動時も快適に過ごせます。天気の急変に備えて防水性があるものだとさらに安心。。
直射日光を避けるため、通気性に優れた長袖シャツが最適です。黒などの熱を吸収しやすい色を避けるのもポイント。朝晩は冷えることが多いので、1枚羽織れるものがあると重宝します。
長長時間座っても疲れにくいストレッチ素材のパンツがおすすめです。
歩く距離が多いため、履き慣れたスニーカーやトレッキングシューズにしましょう。暑くてもサンダルはおすすめしません。

長時間観戦していると、スマートフォンの充電が心配になることも。予備のバッテリーを持っていくと安心です。

秋も深まるこの季節、朝や夜にはかなりの寒さになることも。荷物になりにくい折りたたみ式のダウンジャケットが特におすすめ。

マシンやピット作業などをよりしっかり見たりしたいなら、双眼鏡やオペラグラスは忘れずに!

雨が降ることに備えて、雨具は忘れずに。傘だと周囲の方の迷惑になりやすいので、カッパやポンチョのほうがおすすめです。天気予報が晴れでも、念のために持っておきましょう。

汗や雨で濡れてしまったタオルや衣服をしまう時に役立ちます。大きめで丈夫なビニール袋を何枚か用意しておくと、他にもいろいろ使えて便利です。

長時間座っての観戦がメインならシートクッションがあると快適です。

汗を拭いたり、雨の日には雨水を拭うのに必須のアイテム。大きめタオルなら、日差しをさえぎる日よけとしても、防寒グッズとしても役立ちます。

秋でも日差しは大敵!外出前やレース中にしっかり塗りましょう。

モビリティリゾートもてぎでは多くの場所でキャッシュレスに対応していますが、多くの人が集まるレースイベントでは通信が重くなる可能性もあるので、ねんのために多少の現金は持っておきましょう。

モビリティリゾートもてぎ場内実況FM(80.9MHz)では、場内の実況放送を聞くことができるため、イヤホン付きラジオがあればどこでもクリアにレースの様子を知ることができます。

入場ゲートでチケットの提示が必要になるため、スマートフォンはすぐに取り出せる場所に! 万が一の場合に備えて、紙に印刷したチケットも持っておくと安心です。
レースをどう過ごすか迷っているあなたへ。
レースの熱気を存分に感じながら、充実した週末を過ごすためのおすすめプランをご紹介します!
レースやイベントの日は、モビリティリゾートもてぎ周辺の道路が混雑することが予想されます。
スムーズに会場へ向かうために、電車やバスなどの公共交通機関を利用するのがおすすめです。
クルマやバイクで行く場合も、当日慌てないように、事前にルートを確認しておきましょう。
下り(行き)
・JR水戸駅 発 8:35
・モビリティリゾートもてぎ 着 10:05
上り(帰り)
・モビリティリゾートもてぎ 発 16:40
・JR水戸駅 着 18:10
乗り場情報
・JR水戸駅 北口 バスターミナル 7番のりば
(乗り場地図挿入)
・宇都宮市街地から約60分
・水戸市街地から約50分
・小山市街地から約90分
・東京方面(首都高速・常磐道経由)から約2時間
・北関東自動車道「真岡IC」から約40分
・常磐自動車道「水戸北スマートIC」から約40分
※レース当日は渋滞が発生しやすいため、時間に余裕をもってお越しください。